2009年6月24日

コンニャク


 あれほど強く降った雨も、午後から晴れた。まだ、露の残っている庭を歩いていたら、コンニャクが芽を出して、いつの間にか大きくなっているのを見つけた。毎年、この辺に生えてくるのだが、冬の間は地上部が跡形もなく消えているので忘れてしまう。そして、春になり、それも他の植物がとっくに大きくなった頃になって、突然、シミをたくさんつけた肉質の太い芽を出す。それも、唐突という感じだし、あまりに動物的なので、何回見てもギョッとする。
 でも、もう大丈夫だ。先端から緑色の葉が広がり始めた。これから夏の強い光をだくさん浴びて、急速に生長して、地下の芋(地下茎)を太らせるだろう。確か、今年は3年目だ。そろそろ食べごろのはずだ。

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