2014年2月21日金曜日

「八郷湖」の砂浜


 昨日の石岡市ジオツアーはとても面白かった。いまだに、池田宏先生による名解説の余韻が残っている。また一つ、山根盆地(八郷盆地)を見る目に新たな視点が加わった。
 今日、水戸の歴史館に行った帰り、南山崎の交差点に差し掛かった時、ふと昨日の先生の話を思い出したので、車を路肩に止め降りて周囲を眺め回した。傾きかけた陽の光が、小麦畑を照らしている。畝のカーブが、台地の緩やかな起伏を際立たせている。八郷は、山麓の風景もいいが、このようなたわやかな丘の風景も美しい。
 先生によると、この標高30〜40mの台地は、「世界の海面が高まった12万年前の温暖期(最終間氷期の下末吉海進期の古東京湾時代)には、竜ノ口から南山崎の1kmが八郷の入り江「八郷湖」の湾口で、当時の八郷盆地は今の浜名湖のようだった」という。そう聞いて、改めて眼前に広がる丘をじっと眺めていると、麦畑が広い砂浜のように思えて、遠くの方から打ち寄せる波の音が聞こえてくる・・・。えっ!何も聞こえない? それは、あなたが、昨日のジオツアーに参加しなかったからです(笑)。


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