2009年10月19日

オオカマキリ

 
 さわやかな秋晴れの天気。目が覚めたら、ベッドの上の窓ガラスにオオカマキリがとまっていた。大きなお腹に朝日があたっている。まもなく産卵するのだろう。害虫を食べてくれるカマキリが増えるのは大歓迎だ。

 前回のジョロウグモのつづき :
 先の土曜日、茨城県自然博物館で、ボランティアの昆虫チームが、ジョロウグモの相撲を来館者に見せた。Tの字型に組んだ横枝の両端にメスのジョロウグモを配置して争わせようというのだ。いくつかのクモは派手に取っ組み合いしたが、平和主義者が多かったのか、なかなか戦おうとしない。案外、ジョロウグモは見かけによらず、おとなしいのかもしれない。でも、たいへん子供たちの関心を呼んだようで、大人気のイベントとなった。最初は、おそるおそる遠巻きに見ていた子らも、次第に近づき、やがてクモを素手でつかんで、「綺麗だね」とか「可愛いね」というほどなった。とうとう、自分で園内かクモを見つけてきて、相撲大会に飛び入り参加する子供まで現れた。
 クモを毛嫌いする人が多いのは、もしかするとクモ自体のことはよく知らないで、顔にかかったりする巣網かうっとしいだけからかもしれない。クモは、生態の面白いのが多いし、じっくり見るとなかなか美しくて魅力的な生きものである。

0 件のコメント: