2010年3月15日

田舎で石窯ピザを見つけた


 小屋のアプローチへ木を植えていたら昼になってしまった。何処かに食べに行こうと、車で出かけたのはいいが、八郷は蕎麦屋以外で満足なレストランがほとんど無い。とりあえず、東に向かって走った。志筑を過ぎたあたりで、カフェ・石窯ピザ『はなな』の看板を見つけた。この辺は、街道沿いの古い屋敷と植木畑が連なる静かなところである。これまで、何度も通っているはずなのに、気が付かなかった。横道に入ったら、それらしい看板が出ている「農家」があった。どうやら、古民家を改造してお店にしたようだ。広い庭の奥にある母屋には、たたきの土間に数組の客席があって、南の庭に向かう大きなガラス窓からは、庭の柿木や白樫の垣根、高く積まれた薪小屋が見える。北向きの窓からは杉林である。田舎の農家の縁側で、暖かな春の陽を浴びながら、お茶をご馳走になっている気分である。心からくつろげる空間である。でもこれは客の話で、多くの客をたった一人で対応している若い女性は気の毒なくらい忙しそうだった。僕は、ジャガイモと豚バラ肉のピザを注文したが、期待を裏切らない美味しさだった。ほとんどの食材は、地元産だそうだ。

 久しぶりで本格的な石窯ピザを食べたら、いま庭にある石窯を改良工事して自分でも焼きたくなった。今度は、横につけた炉で薪を燃やして追加加熱ができるような構造にしようと考えている。いつになるか約束できませんが完成したら報告します。

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