2010年10月25日

土ボタル

 今日は、朝から一日中、雨が降ったりやんだり。先ほど、すっかり暗くなった庭に出たら、ぐっしょり濡れている夏椿の葉が顔に触れてひやっと冷たい。そろそろ暖房の用意をしなかればなどと考えていたら、足下の地面が、小さく光っている。一つ見つけると、あちこちで見つかる。クロマドボタルだ。この蛍は、夜になると餌の陸生の貝類や小動物、樹液などを求めて光りながら地面を這い回る。雌は羽が退化して飛ぶこと無く、人里近くの茂みや林道の草地で一生を過ごす。寒さの厳しい12月から2月までの間を除いていつでも活動しているようだ。特に、私のところには、たくさん生息していて、夜、イヌの散歩をする村人から不思議に思われている。きっと、僕が除草剤や農薬をいっさい使わないから、餌となる小動物がたくさんいるのだろう。
まだ、カメラにおさめる自信が無いから、今回は文章だけ。


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