2012年5月21日

あちこちに太陽の輪が




今朝は、僕の人生の最後の日食だった(たぶん)。厚紙のピンホールから届いた光が、画用紙に丸い輪を描く。ピーと一緒に、息を殺して、光が完全なリングになる瞬間を待った。その時、辺りは急に薄暗くなり、風が止み、一瞬空気が冷たくなったように感じた。時間が止まった。遠くの森で小鳥が騒いでいる。
部屋に戻ったら、床一面にリング模様の光の輪。あちらも、こちらも。小屋の壁では、木漏れ日の一つ一つが輪になっている。


1 件のコメント:

のばら さんのコメント...

幻想的でしたね!私もドキドキしながら、木漏れ日のリングを見つけては撮りました。デジカメで世紀の瞬間も撮れました。こちらでは、木漏れ日のリングが溢れて、さぞ、すごい光景が広がっていたのでしょうね。ピーくんとramunosさんの至福の時間、やっぱり、贅沢ですねぇ・・・。この画像だけでもすごい!!魅せていただき、ありがとうございます。