2012年11月4日

輝く光の粒々



筑波山麓の秋祭りも無事に終わった。締め括りは、友人のKさんご夫妻と夜の筑波山にケーブルカーで登り、立身石の上に立って下界を眺めた。眼下に無数の光の粒が広がり、まるで空中に漂っているかのような不思議な浮遊感覚を味わった。今でも、その光景が眼に焼き付いている。

 輝く光の粒と言えば、一昨日、Mさん親子と近所のKさん宅を訪れたとき、おばあちゃんが門の前で、銀杏を干していた。それに透明な秋の朝日が当たって、一つ一つの粒が銀白色に輝いていた。この光景を見て、「銀杏」という名前の由来が「銀色に輝くアンズ」の意味だと納得した。
 静かな山里、旧家の門前、おばあちゃん、秋の日差し、輝く銀杏・・・・。絵の中のような光景だった。



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