2013年8月27日

「風来里馬小屋」にて



あまりにも気持ちの良い天気なので、Oさんと建築中の「風来里馬小屋」へ行った。予想した通り、出来上がったばかりのデッキからの眺めは素晴らしかった。
眼下の馬場では、数頭の馬がのんびりと草を食んでいる。その先には濃い緑の山々と八郷盆地が広がっている。空には、もくもくした白い雲。時折、爽やかな秋風がデッキの上を通り抜ける。Oさんと「ここでコーヒーでも飲んだら最高だね」などと言っていたが、それも来月になれば実現するらしい。もしかすると、八郷で一番気持ちの良い空間になるかもしれない。今から楽しみである。

やさとの田んぼ

昨夜の雨のおかげで空気は透明度を増した。もう風は秋の風。田んぼも色づき始めた。その上を、アキアカネが群れをなして飛んでいる。八郷は、もう秋の気配だ。
 田んぼの形がさまざまなのは「土地整備」をしていないから。ここには霞ヶ浦用水も入っていない。山からの沢水だけで稲を作っている。もう少し経つと、小川の両側に天日干しの稲架が並ぶ。ここのお米が美味いのは、この写真を見ただけで判ってもらえるだろう。それも、あとひと月で味わえる。(写真をクリックして大きな画面で見て下さい)




2013年8月20日

カタツムリ

少し前のブログに、山小屋には、いろいろな生きものが訪れると書いたが、今日は部屋の壁に張り付いているカタツムリを見つけた。触ったら、ポロリと剥がれた。まだ、生きているらしい。殻には、美しい虎斑模様が描かれている。こんなのは、初めてだ。子どもの頃、遊んだカタツムリとは模様が違う。もしかすると、これが噂?の「ヒタチマイマイ」かも知れないと思って、ネットで検索をかけたら、ますます、そう思えて来た。どなたか詳しい方がおられたら確かなところを、是非、教えていただきたい。

 夕方、丁度、雷がやって来て強い雨が降った。乾ききった土に雨がみるみるまに染込む。草木が一斉に生気を取り戻した。その濡れた葉の上に、カタツムリをそっと置いた。(雨が降って良かったね)



2013年8月15日

ホオノキの木陰で


 まだ日差しは強いが、空気が爽やかだ。乾燥しているせいか蚊も少ない。庭のホオノキの木陰に、本とコーヒーを持ち出して一日中過ごした。ピーは、もっぱらテーブルの上で昼寝ばかり。ときおり、木の葉をくぐり抜けて来た風が通り過ぎる。涼しくて気持ちがいい。あぁ〜、この風には覚えがある。確か、ずっと昔、何処かの高原で出会った風だ。やはり、秋はすぐ近くまで来ているようだ。



2013年8月14日

カエルたち

立秋も過ぎたというのに、毎日、猛暑が続く。朝起きて、窓を開けたら野外テーブルの上に置いてある「コケ玉石」にアマガエルが、二匹も張り付いていた。この石は、軽石をくり抜いて、そこにコケを植えたものだ。水分を吸い上げるようにと水を入れた茶碗に浸してあるから、カエルたちにとっては、お腹がひんやりとして居心地が良いのだろう。

 カエルと言えば、紛れ込んだかピーが連れて来たのかしらないが、夕べも夜中に小屋の中をパタパタ、バタンと飛び回っていた。そのうちに、寝ている僕の顔の上に飛び乗って来た。ペタッという濡れたゴムのような感触で飛び起きた。到底、このままでは眠れないので、電灯を点けて探し出して捕まえたら、大きなアカガエルだった。綺麗なアカガエルだから良かったものの、ヒキガエルなどだったらたまらない。もう二度と小屋に入るなと言い聞かせて外に放った。
 山小屋は、網戸が無い上に至る所に隙間があるから、いろいろな昆虫や動物が入ってくる。ヘビや不快なものは困るが、こうした夏の夜の訪問者は、(基本的には)歓迎である。


2013年8月3日

昆虫のレストラン

 昨日は、久々に筑波山で植生調査だった。まだ、足が重い。庭の木々を見て回っていたら、入口のヤマボウシの根元に、カブトムシやコガネムシたちのレストランを見つけた。夢中になって美味しそうに樹液をなめている。数えたら5匹もいた。

 セミの鳴き声がかまびすしい。今日は暑くなりそうだ。さて、ぼくも、そろそろ朝食、兼昼食にしようかな。