2014年5月31日

また、ピーにイスをとられた


 ネコは快適な場所を探す天才だ。つい先日までは、小屋の中の長椅子を僕と取り合っていたが、最近はもっぱら庭に置いたイスを自分のものだと決めたようだ。草刈りして、気持ち良さそうな空間ができたので、ここにイスを置いて木漏れ日の下で読書やうたた寝をして過ごすつもりであったが、たちまちピーに占拠されてしまった。あいつは、一晩中、外で遊び回って朝帰りした後、昼間はこのイスの上で眠ることにしたらしい。追い出せばいいのだが、ピーにからきし弱い僕にはそれが出来ない。


2014年5月11日

見上げるとハクウンボクの花

山小屋を建てた頃に植えたハクウンボク。もう、とっくに屋根の高さを越える大きさに育った。ふと、見上げると大きな丸い葉の間にたくさんの花が咲いていた。名前の「白雲木」に相応しく、真っ白い花の塊が緑の中に浮かんでいる。この木は、野生の木の中でも美しい花を咲かすトップクラスだろう。エゴノキの仲間。



2014年5月9日

雨上がりの夕暮れ


風雨も上がって、集落はひんやりとした澄んだ空気に包まれている。ピーと下の道に出たら、いま太陽は風返峠の向こう側に落ちたところ。夕暮れのやわらかな光が新緑の山を照らしている。植えたばかりの田んぼに筑波山が映っている。散歩していたお隣のご夫婦と、今年のヤマユリの芽出しの様子や盗掘防止策を立ち話した。平穏な山里の風景。僕の大好きな時間。


2014年5月3日

ほぼ一週間後のホオノキ

 この間の植物たちの変貌ぶりは、すさまじい! 前回(4/23)と同じ枝を同じ場所で写した写真。間もなく、山小屋は緑の陰の中に沈み込む。