2019年5月25日

怪談、累ヶ淵


 自然博物館での会議が早く終って帰路についたがまだ陽が高い。遠回りしたら、途中であの幽霊話で有名な水海道の法蔵寺に出くわした。この寺には「累(かさね)の墓」がある。累の物語は、江戸時代に、鶴屋南北、三遊亭円朝などの歌舞伎、講談、浄瑠璃などで広く知られている。
 僕は、西洋のお化けは少しも怖く無いが、日本のドロドロした怨念が絡んだ話は苦手だ。「累ケ淵」と聞いただけでも背筋がゾックとする。それも江戸時代初期に、この地で実際にあった子殺し、妻殺しの凄惨な話が基になっているというからなおさらだ。


 物語の内容は、看板の写真をクリックして読んでいただくとして、現在でも子殺し、妻殺しは、毎日のようにニュースになっている。その度に幽霊になって出て来ていただいたら、さぞや彼らも大変だと思われるが、犯罪者に命の尊さを心底感じてもらうには、お化け(又はお化け話)の力を借りるのも悪く無いかもしれない。
 ー このところの暑い日にふさわしい話題でしょう(笑)ー



2019年5月22日

水槽はベビーラッシュ



 今、我が家の水槽はベビーラッシュである。よほど居心地が良いのか、2匹のメスのメダカが代り番に一週間に2回ほど約10個の卵を産んでいる。これが半年続いたら、単純計算で960個になる。無精卵や親の餌になってしまうのも相当数あるにせよ、そのうち、水槽が子メダカで溢れてしまうのではないかと心配になってきた(笑)。現に、針の先ほどの稚魚が、水面近くをチラチラ泳いでいる。水槽が溢れる前に里子に出さなくてはと考えているので、その節はよろしくお願い致します(笑)。

2019年5月9日

今度はニホンリスの死骸




【閲覧注意】
 先日、ピーがキビタキを捕まえたのを、「狩の趣味が良い」と言ったのを少し反省している。
 今日も、ほとんど前回と同じ場所にニホンリスの死骸があった。ピーのやつ、僕を喜ばせようとして置いたのだろうか?
ニホンリスは、八郷の平地ではキビタキ以上にレアである。僕も小屋では、ずっと以前に1度見ただけである
 しかし、疑問がある。ピーは太っていて、木登りが苦手のはずだ。若い頃と違って敏捷性にも欠ける。それで、どうしてリスを捕まえることが出来たのだろうか?もしかすると、鷹かフクロウ、またはカラスが真犯人なのだろうか?(これは身内の身びいきか)


2019年5月4日

キビタキの死骸




かわいそうに!やっとの思いで、海を渡って日本にたどり着いたというのに。
小屋の入口に、キビタキの死骸が落ちていた。鮮やかな喉のオレンジが痛々しい。おそらく犯人はピーだと思うが、彼を責める訳にはいかない。ピーだって野生の本能に従っただけなのだから。
それにしても、ピーのやつ、なかなか趣味が良い。レアな鳥ばかりを狙う。昔トラツグミを捕まえたことがある。