一昨日、地元の若者三人も加わって、S邸で食事をした。デッキ脇の谷川から涼やかな沢音が聞こえる。話題が「草餅」になった時、オーナー夫人のAさんが、「食べたら中に餡子が入っていないので驚いた」と言っていた。僕や地元の若者も、「草餅」は「きな粉」で食べるものだと思っていたので、逆に大いに驚いた。
ところが、今日、城里町の物産センター『山桜』に行って、店内を見て回っていたら、『しそ餅』なるものを売っていた。パックの中は青ジソと赤ジソだけのように見える。手で持ったら重い。お餅の上下を大きなシソの葉で挟んあるから外から見えないのだ。もしかすると、この地方の人々にはポピュラーな食べ物かもしれないが、僕にとっては、こんなお餅を見るのは初めてである。早速、そのまま齧ってみた。「中に何も入っていない!」 Aさんの驚きを追体験した。
小屋に戻ってネットで調べた。紫蘇の葉がショリショリになるまで焼いて、砂糖醤油をつけて食べるようだ。やってみた。紫蘇の香りがして、なかなか美味しい。餡入りのお餅を包んでもいけるかもと思った。水戸の銘菓『水戸の梅』はこれの発展形かもしれないなどと考えながら3個を平らげた。
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