2009年4月11日

木の芽が一斉に吹き出す

 アブラチャンの小さな黄色い花が咲いたのは、ついこの間だと思っていたのに、庭の木々の芽が一斉に吹き出した。先月の末から、暖かな良い天気が続いたからだろう。その速さは驚くほどである。朝はまだ冬芽が軽くほころんだぐらいかなと思っていたら、夕方にはみずみずしい幼葉がのぞいている。カツラなどは、赤紫色の小さなハート形の葉を無数につけている。それも根元の方は大きく、上にいくほど小さくなるのが面白い。小屋の入り口脇にあるナツツバキなどは、もう一人前の葉を開いている。
 枝垂桜やシデコブシは、もうとっくに咲き終わった。今咲いている花は、リキュウバイとプラムである。これから、コナラやクヌギ、ブナやカシワなどのどんぐりの木が、地味な花を一斉に咲かせるだろう。

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