2009年9月25日

夕暮れ


 今日は、素晴らしい秋晴れだった。黄昏時、あまりに気持ちが良いので、小屋の下まで降りて行った。まだ、明るさの残っている西の空には、筑波山がシルエットとなっている。その山頂を薄いベールのような雲が覆っている。いま空を横切ったのは、ねぐらに帰るゴイサギだろうか。南の山並みの上に掛かっている上弦の月が光を増した。自動車のライトも目に付くようになった。集落の家々に、夕べの明かりが点り始めた。お腹を空かせた子供の泣き声が聞こえる。犬の散歩だろうか、遠くの方で犬が一斉に吠えだした。この時間の八郷は幻想の世界である。   (写真をクリックすると大きくなります)

0 件のコメント: