2010年11月15日

カマツカ


 庭の赤い実をもう一つ紹介しよう。カマツカだ。材が固くて丈夫なので鎌の柄に使ったから、この名前がついたそうだ。別名のウシゴロシは、牛に鼻輪を付ける時に、この木で穴を開けたことに由来する。物騒な名前である。
 しかし、僕は、小学生の頃、学校帰りに途中の雑木林でこの果実を食べた甘酸っぱい懐かしい思い出がある。当時は、小さなリンゴのような味がして、美味しかったような記憶がかすかにある。でも、いま食べてみると、確かに同じバラ科だからリンゴに似ているような味もするけど、それほどうまいものではない。自然を相手にしていると、大人になって損をしたと思う事がたびたびある。(写真をクリックすると大きくなります)



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