2011年5月10日

ムササビ調査


昨日、茨城県自然博物館のスタッフと一緒に、八郷地区のムササビ調査を実施した。これまで、筑波神社や雨引観音の森に生息しているのを知っていたが、まさか、僕の散歩コースである近所の森にも、しっかり生きているとは驚いた。太い松の根元に正露丸のような糞が落ちていた。最近では、夜に森に行く人もいないのだろう。地元の人に聞いても、昔はいたようだが今は知らないという返事ばかり。誰も近づかない暗い森の中で、あのクリクリした大きな眼と手足にある大きな膜を広げて、木々の間を飛び交っているのを想像すると、もう嬉しくて嬉しくてたまらない。よくぞ、生きていてくれたという思いでいっぱいである。調査は、まだまだ続く。

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