2011年9月20日

ヒミズ

雨で調査が中止になったので、群馬まで行って来た。小屋に戻ったら、床にヒミズの死体がある。ピーの仕業だ。捕まえたが雨が降ってきたので部屋に持って来て遊んでいたのだろう。
ヒミズは、トガリネズミ目モグラ科の小型ほ乳類で、モグラよりずっと小さい。低山の森林や草原の落葉の下など、地面の浅い所に生息していて、自分ではトンネルを掘らない。山小屋の庭には、たくさん住んでいるようで、ピーの格好な狩りの獲物である。しかし、肉は臭いらしく、ピーは決して食べたり噛み付いたりしない。それにしても、和名の「日見ず」、「日の目を見ず」とは、可哀想な名前である。

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