先日(10月25日付け)のブログで、近所のKさんが庭の柿の木の下でムササビを拾った話を書いたが、その剥製が出来上がって届いたと言うので、陶芸家のIさんと訪れた。剥製の姿は、空を滑空して飛んでいるところで、再び生き返ったかのような見事な出来具合だ。それもそのはずで、剥製にしたのは内田さんで、全国の博物館や動物園に剥製を提供している有名な剥製師さんである。このムササビは若い雄の個体で、首に2個の牙穴が空いていたそうだから、地上を降りたところをネコに襲われたか、もしかするとテンか他の動物に襲われたのだろう。このムササビの死は残念でとても可哀想だったが、美しい「やさと」の森の生きものの象徴として、これからもずっとKさんのところで大切にされるかと思うと少し慰めとなる。
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