2011年12月9日

温泉を求めて

午後から晴れると判ったので、風呂に行く事にした。それも、出来るだけ遠くの静かな温泉。北に向かって車を走らせたら、笠間との境界の道祖神峠で雪景色に遭遇した。今年初めての光景である。まだ、晩秋だと思っていたら、もう峠の上には冬が来ていた。これから先は大丈夫だろうかと危ぶんだが、結局、温泉を求めて栃木県の馬頭まで来てしまった。この風呂は、那珂川の川岸にあって、本物のアルカリ泉である。すっかり、気分も身体も暖まった。
 帰りに、昔、一度訪れた事のある小砂焼きの窯元に寄ることにした。山沿いの里道を走って、たどり着いた所は、数件の窯元がひっそりとあるだけの静かな山里である。記念にコーヒーカッブを買って帰った。小屋に着くなり包みから出して、さっそくそれでコーヒーを飲んだら、素朴な質感と登り釜で焼いた色合いと模様が素晴らしい。雪が本格的に降らないうちに、また、訪れてみたくなった。



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