2012年2月27日

ひな祭り

歯医者に行った後、さて、昼食をとろうと探したが、今日は月曜日でどこも休みだった。そこで、山向こうの真壁まで行くことを思いついた。丁度、今の時期は「お雛様祭り」で、何か食物の店が出ているはずだ。月曜日だから人出も少ないだろう。
ところが、驚いた! 狭い道が多くの人でにぎわっている。その大半が、半世紀前の「お雛さま」たちの集団である。どこを見ても、元気なおばあさんやおじいさんばかり。その迫力に圧倒され、他人から見たら僕もその内の一人かと思ったら、何となく気分が落ち込んで急に疲れを感じた。どこかで休みたくなって、近くにあった古い旅館に飛び込んでコーヒーとケーキを注文した。二階の和室に通され、やっと落ち着いて、ふと後ろを振り返ったら床の間で3百年前の雛人形が笑っていた。

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