2012年8月26日

真壁の伝承館へ行く


オオカミ好きな「しがさん」のところへ、『オオカミの護符』の本を届けに訪問した。しがさんが、今、となり町の真壁伝承館歴史資料館で企画展をやっているというので、一緒に見に行く事にした。この真壁伝承館は、昨年、街の中心にオープンしたばかりの施設で、歴史資料館の他、図書館、音楽ホール、講座室などがある街の複合館である。こういうのはよく地方都市に在るが、ここのは建物のデザインが素晴らしい! 白壁と敷き石のグレー、そして黒い板壁のモノトーンが美しい。真壁の古い町並みと良く調和している。さすが石の街・真壁らしくふんだんに花崗岩を使用している。それでも威張っている訳でもなく、こじんまりとしていて、新鮮な感覚に溢れている。歴史資料館では、この地方がかつては文化と政治の中心地であったことを、様々な発掘品や展示物が示していた。小屋から片道30分の「小旅行」だったが、改めて真壁や筑波山麓の奥深さや魅力を知ることが出来た。
写真は、伝承館の図書館二階にある閲覧室。明るい柔らかな光にあふれ、ひっそりとしていて、難しい本を持ち込んで昼寝するのには最適な場所のようだ。

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