2012年8月27日

カツラの葉が黄ばみ始めた


 もう、そういう季節なのか、それとも、このところ雨が降らなくて地面が乾ききっているからか、庭のカツラの葉が黄ばみ始めた。もともとカツラは、谷すじの水分の多い土地に生えている木だから、この夏の日照りがこたえたのかもしれない。黄色くなった葉は、はらはらと地面に落ちる。その落ちた葉から甘く香ばしい香りが漂い、風の無い夜などあたりに立ちこめる。ハート形の瑞々しい新緑、清々しい緑の夏葉、秋の黄葉、そして、落葉の香り・・・。カツラは、日本特産の美しい木だ。

植物たちのためにも、雷の一雨が欲しい。



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