月曜日から延び延びになっていた筑波山登山をしてきた。ミニコミ紙を創刊するという人から同行してくれと頼まれたのだ。麓から見た筑波山の南面は、ほとんど雪が消えているように見えたから、今日なら大丈夫だろうとたかをくくっていた。しかし、いざ御幸が原コースの半分を過ぎると、それから上はまだまだ深い雪が残っている。アイゼンを持って来なかったのが悔やまれる。ガチンガチンに凍った登山道を、滑らないようにと緊張しながら登った。見上げると、風に飛ばされて枝から落ちてくる雪の粉が、木々の間から射し込む日の光にあたって、キラキラと輝ている。ダイヤモンド・ダストのようだ。もう、雪の中を下るのはこりごりでケーブルカーに乗った。小屋にもどる途中、北条のポステンに寄り道して飲んだコーヒーが美味しかった。
0 件のコメント:
コメントを投稿