2013年8月14日

カエルたち

立秋も過ぎたというのに、毎日、猛暑が続く。朝起きて、窓を開けたら野外テーブルの上に置いてある「コケ玉石」にアマガエルが、二匹も張り付いていた。この石は、軽石をくり抜いて、そこにコケを植えたものだ。水分を吸い上げるようにと水を入れた茶碗に浸してあるから、カエルたちにとっては、お腹がひんやりとして居心地が良いのだろう。

 カエルと言えば、紛れ込んだかピーが連れて来たのかしらないが、夕べも夜中に小屋の中をパタパタ、バタンと飛び回っていた。そのうちに、寝ている僕の顔の上に飛び乗って来た。ペタッという濡れたゴムのような感触で飛び起きた。到底、このままでは眠れないので、電灯を点けて探し出して捕まえたら、大きなアカガエルだった。綺麗なアカガエルだから良かったものの、ヒキガエルなどだったらたまらない。もう二度と小屋に入るなと言い聞かせて外に放った。
 山小屋は、網戸が無い上に至る所に隙間があるから、いろいろな昆虫や動物が入ってくる。ヘビや不快なものは困るが、こうした夏の夜の訪問者は、(基本的には)歓迎である。


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