先ほど、台風の雨と風の中、流山から山小屋へ戻った。夕べ一晩中、ピーは一人で留守番だったから、僕が戻ったのが嬉しくて、足に纏い付く。どうせ、外は大雨だしと、ご飯を食べた後は、ずっと窓辺で昼寝ばかり。ときどき、片目を薄く開けて、僕がいるのを確かめている。写真を写そうとして近づいたら「うるさい」と文句を言われた。
台風の残り風で、軒下の風鈴がしきりに鳴なっている。丁度、今読んでいる本に、こんな如浄禅師の「風鈴の偈」が載っていた。
渾身似口掛虚空
不問東西南北風
一等為陀談般若
滴丁東了滴丁東
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