2014年2月6日

真壁の雛人形もいいが、

 


女将の祖母が着た打掛
湯袋峠の雪が心配だったが、小屋に閉じこもっているのにも飽き飽きしたので、真壁まで食事に行くことにした。行き先は橋本旅館&珈琲である。一昨日から、雛祭りが始まっているので、いつものメニューとは違っている。「上巳御膳」とかいって豪華である。梅酒の食前酒や蛤のすまし汁まで付いている。隠しながら若い女性のようにスマホで写真まで撮ってしまった(アァ、ハズカシカッタナー)
 食後、二階に上げてもらった。ここの二階は、大正・昭和初期の雰囲気がそのまま残っていてどこか懐かしさを感じさせる。さすがは有形文化財の老舗旅館だ。
 祭が始まって日が浅いせいか、僕の他に誰もいない。これ幸いに、享保年間(1716-1735)に作られた真壁で最も古い雛人形とじっくりと対面させてもらった。人形の上品で優美な表情に見とれて、当初、ここで「ぜんざい」を食べるつもりだったのをすっかり忘れて小屋に戻ってしまったのが唯一の心残りである。(写真はクリックしたら大きくなるよ)

1 件のコメント:

stk さんのコメント...

私は昨日、真壁のひなまつりに行き橋本珈琲さんでぜんざいを頂きました。