2014年8月3日

真夏の昼の夢

 毎日、暑い日が続く。小屋には、むろんクーラーなど無い。一年のうち一週間のほどの間、真昼の2、3時間を「何とか」過ごせばいいのだ。朝晩は、窓を開ければ、木々の葉で冷やされた涼しい空気が部屋へ流れ込んでくるので扇風機が一台もあれば十分だ。問題の、この「何とか」であるが、方法はいろいろある。例えば、近くの林の中の道を散歩するとか、空調の効いたお店に食事や買い物にいくとか、クーラーのある友人のお宅に遊びに行くとか、この時間帯はピーと一緒に昼寝するというてもある。

 今日の「何とか」の過ごし方は、まず、真壁の橋本珈琲で食事をして、八郷にもどり、柿岡の中央公民館の図書館で過すというものだった。閲覧室は、高校生ばかりだったが、気にすることない。書架から興味のある本を2、3冊抱えて、ゆったりと机に座り、好きなところからページをめくった。静かだし、適度な冷房が効いているし、周りの雰囲気がそうさせるのか本の内容に集中できる。気がついたら閉館近くだった。図書館で過ごすというのは、真夏の昼の過ごし方としては、なかなか良いアイデアだと思うので、ぜひ、皆さんに薦めたい。

 更に、少しばかり我儘を言わせてもらえば、閲覧室はもっと広くゆったりとした空間で、もう少し上等な机と椅子がたくさん備えてあったほうがうれしいし、部屋の広い窓からは自然の外光がふんだんに入り、読書で疲れた目を上げると八郷の美しい風景や緑の木立が眺められたらなおさら良い。そして、コーヒーなどが飲めたら理想的だ。外からの本の持ち込みもOKだ。また、必死に勉強している受験生の邪魔にならず子供たちが自由に遊べるためには、部屋が分かれていたほうがお互いに快適だろうし、友人らと親しく話し合えあえるロビーも欲しい。そうすれば、そこが地域のコミュニュケーションの場ともなるだろう、などなど・・・夢はつづく。

 「図書室とカフェを合わせたような空間 」、「やさと森の図書館」 -------  自治体でも、個人でも、誰でもいいから、こんな場所をつくってくれないかな〜。


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