2014年8月10日

秋がやって来た


 雨の合間に、庭に出たらキンミズヒキの花が咲いていた。この花やアキノタムラソウが咲き出し、カツラの黄色い葉や山桜の真っ赤な葉がちらほらと散り始めたのを見て、秋の到来を感じた。キンミズヒキ(バラ科)は、花穂の形がお祝い事に使う水引に似ていて、花弁の色が黄色だから「金水引」。もう少したつと、実のトゲトゲが引っ付き虫になって、子供や動物たちに遠く運ばれる。これに対して、同じような長い花穂を持ち、花を上から見ると赤、下からのぞくと白色というタデ科のミズヒキというのがある。こちらも、今頃から咲き出す。野山は、もう秋の気配。金、赤白、黄色、いよいよ秋がやってきた!・・・今日は涼しいからこんなことを言っているが、まだまだ暑い日が続くことは十分に承知している。



0 件のコメント: