僕の勘も大したものだ!(笑)
笠間盆地の北の山並が東に伸びて平野と交わるあたり、友部の北部に小原地区がある。ここを走っていてビビっとくるものがあった。細い道が集落を貫いていて、両側は高い生け垣。垣根の間から広い屋敷が見える。「きっとここは古い歴史を持った地域に違いない」と思った。
その先には、欅の巨木に囲まれた「小原神社」があった。更にその先の広場脇には「小原城本丸跡」の看板があった。城は、15世紀末に、里見家基が築いたが、天正19年(1591)、佐竹氏に滅ぼされた。今は、朽ちかけた稲荷神社と土塁がわずかに残っているだけだった。
地元のおばちゃんおじちゃんが、続々集まってきたので聞いたら、これからここ城跡でグランドゴルフをするという。すぐ近くに古い酒蔵があるというので行ってみた。名酒『郷乃誉』の蔵元である須藤本家(写真)である。確かに古い!現当主で55代目という日本で最古の歴史(!)を持つ酒蔵だそうだ。醸造所は鬱蒼した木々に半ば隠れていた。僕は酒をあまり飲まないので知らなかったが、海外で多く賞を受賞した有名な蔵元のようだ。知っていたら、一本買ってきたのに残念である(笑)。
酒蔵を出たら、辺りには古墳が点在している。「茨
城」という地名も、この辺が発祥だという説もある。
・・・ やはり、僕の勘は今日も冴えていた(笑)。
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