2009年7月15日

ヤマユリガ咲いた


 梅雨明けの今頃になると、山小屋は甘い濃密な香りに包まれる。周辺の斜面に、ヤマユリが一斉に咲くのだ。夕べもこの香りに誘われて探してみたら、小屋の北側の斜面の中に、夏草に埋もれて見事な花が咲いていた。この斜面につづくお隣の杉林の斜面にも、たくさんのヤマユリが一面に咲いている。きっと、夏のたそがれ時に、山沿いの道を散歩する人は、この香りに酔いしれるだろう。
 信じられないことだが、お隣のおじいさんが、「百合を取らないで下さい」と立て札を立てて大切にしているにもかかわらず、球根を掘り起こして盗む人が後を立たないという。自分の庭で育ててみたいからだろうか、それとも百合根を食べるのだろうか?困ったことだ。

 いつか、私のところの斜面も、たくさんのヤマユリの花で飾ろうと思っている。もっと増やすには、どうしたらいいのだろうか?

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