2009年7月15日

庭の生きものたち


 昨日、梅雨が明けたそうだ。強い光が庭に溢れている。窓を開けると、気持ちの良い風が吹き込んでくる。庭のいたるところで生きものたちの姿が見られる。ノシメトンボにアキアカネなどのトンボ類、ものすごく細い腰をしたジガバチ、カナブンやノコギリクワガタなどの甲虫類、それに今日は朝から、枝垂桜でアブラゼミが盛んに鳴いている。
 昆虫ばかりではない。今朝、庭に出たら目の前を、やや大きなアカガエルが、すごい勢いでジャンプしながら横切った。すると、その後から中くらいの綺麗なシマヘビが、これまた、ものすごい勢いで追いかけてきた。蛙も蛇も、こんなに速く走るのを見たのは初めてである。両者とも必死なのだろう。蛙を助けてやろうと思って、足で地面を叩いて僕の存在を示したら、蛇は気がついて追うのを中止した。朝飯を取りそこなった蛇には気の毒だが、僕はどちらかというと蛙の味方なのだ。昨日も、小屋のすぐ前で、長さがが2mもあるような大きなシマヘビを見かけた。今朝のとは、別なようだ。なんだか、庭に蛇がうようよいるようで、気色が悪い。
 これは、目撃したわけではないから確かなことは言えないが、ハクビシンにプラムをすべて奪われた。庭の隅に植えて数年がたち、今年、初めて果実が稔ったので収穫を楽しみにしていた。ところが、一昨日、小屋に着いて、真っ先にプラムの木を見て唖然とした。ひとつ残らず、実が無くなっているのである。はじめは、人間(泥棒)の仕業かと思ったが、植えてある場所は、外部からそう簡単にわからない奥の方だ。きっと、ハクビシンの仕業に違いない。それにしても、始めて稔ったのだから、1個ぐらいは残してくれても、いいじゃないか。

 

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