2009年7月15日

鳥の巣


 うかつだった。南東の角に植えてあるハクウンボクの木に、ヒヨドリ(たぶん)が巣を掛けたのを、まったく気づかなかった。それも、地上から約3mの高さで大きな葉が密集しているあたりにあって、小屋の東側の窓から2mも離れていない。子育ての様子を観察するのに絶好の場所である。巣はかなり大きい。しかし、こう言っては何だけど、エナガなどの小さいが精巧なつくりに比べると、その辺から拾ってきたビニール紐を多用したかなり粗雑な造りである。巣作りにも、鳥の性格(?)が現れているような気がする。
 この写真を写したときは、まったく動きが無くて、すでに巣立った後か、途中で放棄したものかと思った。しかし、今日の夕方、木の下を通ったら、突然、葉の中でガサゴソと音がした。どうやら、まさに営巣中らしい。安心してもらうために、さっそく巣の近くの窓のカーテンを閉めた。明日からは、営巣木にも近づくのはやめよう。(写真をクリックして、中央部を探してください)

 


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