2009年11月4日

子猫のピー


 近頃、僕の人生で「新たな」出来事が続いている。車に次いで、今度はネコだ。一昨日、友人のK君が、U字溝に落ちて死にかけていた子猫を拾ったのだが、ペット禁止のマンションでは育てるのは難しく、僕の山小屋につれて来たのだ。彼が言うには、立派な八郷山猫になるための訓練はしたという。バッタでも何でも食べて逞しく生きてゆけるように教育済みだと言う。だから、僕が流山に帰っている間でも、一人で生きて行けるという。
 しかし、彼が連れて来た子猫を初めて目にした瞬間、もう駄目だ! あまりに可愛いい!あどけないつぶらな瞳で僕をじっと見つめている。抱き上げると、ふわふわの毛玉のように軽くて暖かい。確かに模様はサバトラ(グレーと黒の縞)で、いかにもヤマネコ風であるが、こんな可愛い子猫を、危険がいっぱいの八郷の野山で放し飼い何て出来ない。森には、ハクビシンやイノシシなど恐ろしい生きものがウロウロしている。しばらくは、小屋のなかに置いて、一緒に生活する事にした。
 この子猫は、なかなか賢い。トイレも一発で覚えて粗相を一度もしたことが無い。それに、やんちゃで活発である。そして、何よりすこぶる美人である。そう女の子なのだ。性格もセンスも良さそうだ。

 昨夜、名前をあれこれ考えた。片手に乗るくらい小さいので、Pico(ピコ)とした。ニックネームは、Pie(ピー)である。

0 件のコメント: