2009年12月18日

12月の朝


 懸案の宿題も、夕べで終わって、今朝はさっぱりした気分で目覚めた。風は冷たいが、快晴の天気である。枯れたススキの穂に日が当たって美しく輝いている。蓮池には、薄い氷が張っている。ほとんどの落葉樹は葉を落とした。その上に霜が白く降りている。日陰は、いかにも寒そうだ。それでも、ピーのやつは外に出たいと鳴くので、出してやった。さっそく、いつものように、カツラの木に登って遊んでいる。僕は小屋の中でFMから流れる音楽を聴きながら、その様子をぼんやりと眺めている。静かだ。平和だ。ずうっと昔から望んでいた時間とは、こんな瞬間だったのかなとふっと思った。

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