2010年1月11日

焚き火

 今日は、朝から曇り空で風もない。夜から雨になるという。そんな天気だからだろう、青柳の谷のあちこちで焚き火の煙が立ち上っている。ピーを抱いて散歩に出たら、お隣の家族全員が、赤々と燃える焚き火を囲んでお茶を飲んでいた。お誘いがあったので、僕も混ぜてもらい、焼き芋のご馳走をいただきながら楽しい時間を過ごした。焚き火で焼いたお芋は、香ばしくて実に美味しかった。

 谷を挟んだ向かいから、チェーンソウのうなり声が聞こえる。Dさんが、薪作りをしているようだ。東のお隣からも聞こえる。そう、ここでは、今が来年用の薪作りの最盛期なのだ。薪が簡単に入手できるからだろうか、八郷では薪ストーブを楽しんでいる人が多い。両隣もお向かいさんも、その先のお宅も薪ストーブのユーザーである。薪ストーブは、屋内で出来る焚き火だ。
 風景写真を写そうと庭の高台に登ったら、枯れた草薮から、茶色の小動物が飛び出してきた。野うさぎである。一瞬の間に、土手を駆け上がって前の林に消えた。
 曇りなので、寒くて暗くなるのが早い。あちこちの煙突からストーブの煙が上り始めた。(写真はクリックすると大きくなります)

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