2010年1月26日

もう春なのかもしれない


 どういう訳か、今年の冬は、穏やかで暖かな良い天気の日が続いている。おかげで、冬は外で食事できなくなるから嫌だなと思っていたが、このところ毎日のように朝食をデッキで摂っている。午前8時を過ぎると、東のヒノキに懸かっていた太陽がようやくのこと日差しを小屋に投げかける。急いで起きて、着替えて、コーヒーを入れ、パンを焼いて、野外のテーブルに運ぶ。テーブルの上に、すっかり葉を落としたホウノキとコナラの幹が、縦縞模様となって陰を落としている。昨日の風で落ちたヒノキの細かな枯葉を払って、皿とカップを置く。小屋を背にして、椅子に座り、全身に日の光を浴びる。暖かい。先月に比べて、ずっと日光に力がこもっている。目をつぶると、赤いまぶしい光で包まれているようだ。顔がじりじりと火照る。この感じが嬉しくて、せっかく温めたコーヒーも飲まずにじっとしてた。ピーは、足元でヒノキの実を転がして遊んでいる。(写真をクリックすると大きくなります)

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