2010年10月17日

アケビ


 前回のブログで書いたアケビの実が、パックリと割れて中身がのぞいている。種子の周りの白い果肉を口に含んだら、アケビってこんなに甘かったかなと思うほど甘い。これでは、きっと、昔の山の子供たちにとって最上等のお菓子だったのにちがいない。じっくり味わった後、ペッペッとたくさんの黒い種子を吐き出した。明日になったら、この種子を庭のあちこちに蒔き散らすつもりだ。やがて、そのうちのいくつかが大きく育って、甘い実をたくさんつけてくれるだろう。

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