2010年12月29日

夢の気持ち

 一昨日の明け方、夢を見た。その時の印象が、いまだに僕の中に残っていて、思い返すたびに、快い幸福感に包まれる。その夢というのは、僕がどこかの高台 -故郷のよう- に立って、知らない人々と地平線まで広がる風景や空に浮かぶ白雲を眺めながら、ここに住むことの素晴らしさを話しているという、たったそれだけの内容なのだが、この時に自分の中に生じていた感情は、これまでに経験した事が無いような種類のものであった。言葉にするのは難しいが、よく晴れた日の夜明けのように深く静かで、どこまでも透き通っていて、そして暖かく落ち着いている。何の執着も、少しも心乱すものが無く、何もかもが満ち足りている。初めて会った人たちなのに、なぜか心が通い合っている。
  現実の生活でも、どうしたら、このような心境になれて、ずっと持続できるのだろうか?

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