2011年1月6日

明けましておめでとうございます

つい先日が元旦だと思ったら、もう6日になってしまった。何かと忙しくて挨拶が遅れたが、まだ松の内だから許してもらいたい。一昨日、お正月で太った身体を元に戻そうと小屋の脇の山道を登り、峠の先にある龍神さまに初詣してきた。静かだ。誰一人いない。ここまで詣でにくる人は、山麓の集落のわずかな人と僕くらいなものだろう。「今年が、家族と僕と関わりのある人、そしてこの世のすべての人にとって、健康で平穏な年でありますように」と心から願った。賑わう大きな神社やお寺より、このような山中の神秘的な巨岩の前で、ひっそりと一人でお祈りするほうが神様に確かに聞いてもらえそうな気がする。龍神さまが、この土地のプリミティブな神だから、そう思えるのだろう。

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