2011年1月18日

鉄瓶を求めて

何かと忙しくて、ブログも更新しないうちに、もう1月は半分以上も過ぎてしまった。先週のこと、どうしても薪ストーブにのせる鉄瓶が欲しくなって、笠間の骨董店まで行った。あいにく、店は休み。「仕方が無いので」、笠間稲荷にお参りすることにした(これではご利益が無いのは当然だ)。僕の山小屋にも、お稲荷さんを祀ろうかなんて漠然と思い、門前の店先にあるお稲荷さんの群れを眺めながら歩いた。いる!いる!可愛いのから怖いのまで。陶器製や御影石づくりなどがずらりと並んでいる。でも、彼らの迫力に圧倒されて買わず帰った。それにしても、お稲荷さんは奇妙な神様だ。(写真をクリックしてみて
結局、鉄瓶欲を押さえきれず、とうとうホームセンターで新しいのを買った。さっそく毎晩のように、これでお湯を沸かしている。僕のもくろみ通り、無骨な鋳物のストーブに、真っ黒な重量感のある鉄瓶がよく似合う。静かな夜に聞こえるのは、時々はぜる薪の音と、鉄瓶のかすかなシューンシューンというお湯の煮立った音だけ。ホームページづくりで疲れたから、このお湯でコーヒーをたてようか。静かな夜、山の自然水、薪ストーブの火、それに鉄瓶、これでいれたコーヒーなら美味く無いはずがない。

2 件のコメント:

壱 さんのコメント...

ステキな年明けを向かえられてますね!
静かな夜、自分だけの時間って特別ですよね。

(」゜口゜)」羨ましいです---!!!

ついつい読み耽ってしまいました…(笑)

RAMUNOS さんのコメント...

壱さん、コメント有り難うございます。
また、山小屋に遊びに来てください。こんどは、暖かくなって、庭の木々が芽吹いた頃がいいでしょう。きっと、緑渇望症には、効果があると思います。お待ちしています。