2011年2月24日

フェイスブックを始めた

僕は、古いものも好きだが、新しいものにはすぐ手を出す癖がある。さっそく、いま流行のfacebookを始めた。まだ、機能を十分に使いこなしていないし、登録した友達も少ない。しかし、これが世界最大のSNSで、現在、ユーザーが6億人を突破したというのもうなずける。実に強力なコミュニケーション・ツールだ。6億人といえば、中国(13億人)、インド(12億人)についで、3番目だ。アメリカ(3億人)より多い。これだけユーザーが多ければ、今回の中東の相次ぐ大規模なデモ勃発の背景にfacebookがあったように、現実世界でも何らかの力になりうるだろう。

夕べ、パソコンを眺めていたら、驚いたことに、facebookの「知り合いかも?」の欄に、10年近く無沙汰していた若い友人が紹介されていた。写真には、はじめて見る奥さんと大きくなった子供たちが写っている。懐かしくて、さっそく、チャットしたら、元気な「声」が返って来た。彼は、筑波大を卒業してすぐに福島に移り住み、奥さんと一緒に有機農業をやりながら二人の子供を育てている。10年間の空白期間があるのに、農業で生活することの厳しさ、現在の百姓の置かれた位置、それでも諦めない姿勢などを、時間を忘れてパソコンの画面上で語り合った。厳しい現実のなかにあっても、なお学生時代に描いた夢を着実に実行している彼の生き方に、こちらが元気付けられた。

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