2011年6月8日

コンニャクの花

ああ、今年も芽が出たかと思っていたら、太い芽がするすると伸び、いつの間にか濃い赤紫色の仏炎苞を広げた「花」になった。清楚な白い花が多い庭の中で、不気味な存在である。悪臭もある。コンニャクはどことなく動物的な植物であるが、花もその雰囲気を漂わせている。コンニャクは、植えてから4、5年で開花するそうだが、咲くのはきわめて珍しい。まさか、自分の庭で花が見られるとは思ってもいなかった。どうやら、今年は稀な事が起きる年のようだ。

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