2012年5月7日

ホウノキとカヤラン


 今朝はすっかり晴れたので、久しぶりに、ピーと一緒に庭のデッキで朝食をとった。そして、コーヒーを飲みながら、読みかけの本を読んだり、庭を眺めてのんびりと過ごした。ふと、空を見上げると、先日芽吹いたと思ったホウノキが、いつの間にか大きな葉を広げている。裏庭に回ってみると、桜の幹に着けておいたカヤランが小さな花を咲かせていた。小さくとも、ちゃんと蘭の形をしている。これは、昨年の秋、ムササビ調査で古刹を訪れたとき、住職からいただいて来たものである。その寺は、周囲が崖に囲まれていて、よく霧が発生するのだろう。境内の樹木には、びっしりと地衣類が付着して、その中にカヤランやクモランなどの野生の着生蘭が生育していた。きっと、今頃、いろいろな花が咲いているかもしれない。明日にでも飛んで行って見てみたいが、残念、予定が入っている。


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