1月度の「筑波山ファンクラブ」は、例年の通り、茨城県自然博物館が行う菅生沼野焼きの手伝いである。3年前に、近くの杉林を類焼しまってからというもの、これまで火を付けることは無かったが、今年は、新たな方法を採用して野焼きを実施した。野焼きする部分を区分けして、さらに、あらかじめアシやオギを膝上程度に刈り取り、順に火を入れるというもので、火の粉もあまり飛ばず綺麗に焼けて、結果は大成功だった。
これは、タチスミレ、ハナムグラ、トネハナヤスリなどの絶滅危惧植物の生育環境を守り、野焼きによって湿性の植物にどんな影響があるのかを調査するのが目的で、2003年から、近くの里山保全団体や大学・研究機関、地元の人々の協力のもとで行われている。年々、協力者が増えているのが嬉しい。
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