2019年6月21日

月岡の鎮守の森



 迂闊だった。八郷に来てから12年以上も経つのに、ごく近所にこんな神社と鎮守の森があるのを知らなかった。2,300坪もの広大な境内に、樹齢が数百年超と思われるスダジイやスギ、モミ、コナラなどの巨木が鬱蒼と茂っている。古代からの森閑とした空気が社をとり巻いている。


案内板によると、創建は大同2年(807年)。日本武尊が東征の折、この地に立ち寄ったところ、まさに「風清月白」の時、夜を徹して月を賞でたという。そこでこの地を「月岡」と命名したと。日本武尊の伝説はともかく、八郷には美しい地名が多いのは事実である。


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