2019年8月5日

子安神社



先日、胎安神社の参道をアップしたのだから、そこから200mほどの東隣にある子安神社にも行かなければと思い訪れた。1055年、奥州征伐に向かう源頼義、義家(八幡太郎)親子も、都に残る内室のために、両方の神社に安産祈願している。同じような祈願所が同じような場所に二つあるのも妙なので、境内にいた氏子のおじさんに聞いたら、胎安神社は、子授けと胎内の子供の安全を、そして子安神社は出産とその後の子供の健康な成長を祈願する神社だそうだ。何か背景があるのだろうか。江戸時代以降は、近所の女性達による「子安講」の拠点にもなっていた。
 僕は、これらのご利益とまったく無関係なので、もっぱら境内の樹木を見て回った。参道は見事なケヤキとヤブツバキの古木が並木になっている。社殿をスギとヒノキの巨木が囲んでいる。これらが社の周りに神聖な雰囲気を漂わせている。おじさんは、雷が落ちてご神木のヒノキが枯れてしまったと残念がっていた。最近、このような「神社らしい神社」が少なくなっている。貴重な存在である。
 帰ろうとしたら、西日が境内の苔の上に木漏れ日を落としていた。

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