2009年7月20日

ただ今、抱卵中につき


 朝起きてコーヒーを飲んでいたら、窓際のハクウンボクで営巣しているヒヨドリと目が合った。(ような気がする) 彼女(?)は、じっと空中を見つめながら、お腹を深々と巣の中に沈み込ませて、一心に卵を抱いている。長い尻尾が巣からはみ出て斜め上に持ち上がっている。彼女は、必ず南側から巣に入り、ちょうど小屋の入口や部屋の中がのぞける角度に座るから僕の動きが丸見えだ。そこで、安心して子育てしてもらうために、僕もだいぶ気を使っている。ドアの開け閉めは、そっと素早くやっているし、部屋にいるときも出来るだけ静かにしている。ログの板壁を隔てて置いてあるCDも出来るだけ音量を小さくしている。雛が孵ったら、静かなクラシック曲を流してやろうと思っている。きっと、子供たちは、素晴らしい鳴き声のヒヨドリに育つだろう。

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