2012年9月16日

庭にテンが現れる!

 

 何と! たった今、山小屋の庭にテンが現れた。デッキでコーヒーを飲みながら本を読んでいたら、10mぐらい離れたところをテンが、ヒョコヒョコと飛び上がるように歩きながら横切るではないか。隣で寝ていたピーも気が付いて追いかけた。テンは、庭のコナラの木に登り逃げようとする。急いでカメラを持ち出し、撮影したのが上の写真である。本当に驚いた!昨日は筑波山麓で目撃して喜んでいたが、今日は自分の山小屋で見かけるとは。テンは、昔から妖怪だとも言われている。長くなるが、せっかくだからWikipediaから、テンにまつわる伝承を転載する。こう続けてテンと遭遇するとは、僕はよほど妖怪に好かれているのか、あるいは何かとんでもなく悪い事が起きる先触れかもしれない(あまり気にしていないが)。


「三重県伊賀地方では「狐七化け、狸八化け、貂九化け」といい、テンはキツネやタヌキを上回る変化能力を持つという伝承がある。秋田県や石川県では目の前をテンが横切ると縁起が悪いといい(イタチにも同様の伝承がある)、広島県ではテンを殺すと火難に遭うという。秋田県北秋田郡地方では、モウスケ(猛助)とよばれ、妖怪としての狐よりも恐れられている。福島県ではテンはヘコ、フチカリ、コモノ、ハヤなどと呼ばれ、雪崩による死亡者が化けたものといわれた。
鳥山石燕の妖怪画集『画図百鬼夜行』には「鼬」と題した絵が描かれているが、読みは「いたち」ではなく「てん」であり、イタチが数百歳を経て魔力を持つ妖怪となったものがテンとされている。画図では数匹のテンが梯子上に絡み合って火柱を成しており、このような姿に絡み合ったテンが家のそばに現れると、その家は火災を遭うとして恐れられていた。」



2 件のコメント:

月下独酌 さんのコメント...

木守小屋にも出没したのですか!雷獣の正体とする説もありますね。

RAMUNOS さんのコメント...

何だか、今年はテンと出会うことが多いですね。9月6日のブログに書いた動物も、やはりテンだったかもしれません。最近、庭に多くの生きものが出現するようになってきました。庭が10年かかって森になった証しかと思うと、とても嬉しいです。