ジェンショ様を探した
先日、やっとのことで「ジェンショ様」を見つけた。判らないはずだ。それは旧家の裏庭を登った先にあった。
16世紀の前半、三河の足助一族が、うち続く戦乱の世に辟易して、平穏な暮らしを求めてはるばる八郷の月岡や青田にやって来て土着した。「ジェンショ」は「十二姓」の意で、その時に一緒に来た12人の武将たちの苗字である。今でも、子孫たちは大切に祀っている。
なぜ八郷にかというと、すでに当時、常陸の国は「上国」で「天府の国」だと全国に知れ渡っていたらしい。それに当時、八郷一帯(北の郡)を支配していた小田一族からの誘いもあったようだ。
もうこの頃から、八郷は戦いを避けて静かな暮らしを希求する人たちが集まる場所となっていたのだ!
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